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最高難度のインプラント手術法(サイナスリフトインプラント)

(写真をクリックすると拡大します。すべての写真はかなざわ歯科医院で手術した症例です。)
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この患者さんは、右下と左上に歯がなくものが咬めないことで来院しました。普通のバネ入れ歯を他の歯科医院で入れたそうです。入れ歯を入れると吐き気がし、また痛くて咬めないのでインプラントをしてほしいとのことでした。
 レントゲンで赤で囲んだ部分にインプラントを移植することにしました。右下のアゴにはインプラントを移植する骨がしっかりありましたが、左上には薄い紙のような骨しかありませんでした。通常の方法ではインプラントは移植できません。インプラントを移植するには、大きな病院に入院し全身麻酔で腰骨から骨を採集し、上アゴ(上顎洞)に骨を移植し骨組織が造成されてからインプラントを移植することになります。入院は最低でも2週間は必要で、手術後はしばらく車イスで病院内を移動するようになります。患者さんは入院はいやとのことで、かなざわ歯科医院でしかも外来手術で上アゴ(上顎洞)に骨移植をしてから(最高難度の手術法サイナスリフト)インプラントを移植することにしました。
 はじめに右下に3本のインプラントと、左上にはなんとか3本のインプラントを骨のあるところにいれました。
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静脈内麻酔で呼吸が止まらない程度の深さで(NLA変法麻酔)下顎のオトガイから骨を採集し、機械で細かく砕片化し、上アゴにGBR膜も併用して骨移植をしました。
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左のレントゲンは骨の移植前で、右がオトガイから採取した骨を移植した時のレントゲンです。

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上アゴ(上顎洞)にサイナスリフト(骨移植し骨造成)後2本のインプラントを移植したレントゲンです。

20070306233723.jpg矢じるしが最終のインプラントです。

20070306234012.jpg黄色の矢じるしがサイナスリフト(上アゴの上顎洞に骨を移植して骨造成すること)後、インプラントした部分です。黒い色の矢じるしが骨のあるところに通常にインプラントした部分です。(鏡面像のため左右が逆になっています。)手術後も患者さんはきちんと定期検診に通っています。手術後すでに12年以上経過し、すべてのインプラントはしっかりと機能しています。また骨を採取した下アゴのオトガイは完全に治癒し、神経麻痺、顎の形の変形など全くありません。(ちなみに患者さんは手術時30代の怖がりの女性でした。少し深めの静脈内麻酔のため手術中のことは、ほとんど覚えていなかったとのことです。)


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