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歯周病の最新検査方法-口内細菌のDNA検査

近年むし歯、歯周病は、お口の中の細菌によって引き起こされることが判ってきました。ではこのお口の細菌はどこからきたのでしょうか。じつは生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはほとんど細菌はいません。ところが母親のお口のむし歯菌、歯周病菌が、約2才のころ赤ちゃんに感染し、その後の子供の歯の運命が決定されます。
 歯周病やむし歯を治療する前に(とくに重症な場合)患者さんのお口の細菌を最新の検査技術で調べてから治療方針をたてないことには、適確な治療はできません。(これに患者さんの病気に対する遺伝子検査もするとさらにいいのです)また治療終了後もその後再発するかどうか、お口の細菌の変化を調べることで、簡単に予想できます。治療しても細菌があまり変化がないと、すぐに再発し悪化することが予想されます。
 ですから代表的なむし歯菌、歯周病細菌を治療前と後に定量的に検査することはとくに大切です。いままではお口の細菌は空気にさらすとすぐに死滅するので正確な細菌の測定ができませんでした。ところが細菌のDNA検査ができるようになり、たとえ死滅した細菌でも正確に定量できるようになりました。
 
 実際の方法は、
1)とくに調べたい歯の歯肉溝にペーパーポイントを入れる方法
2)だ液をしらべる方法
でとても簡単です。
 ペーパーポイント/だ液→細菌からDNA抽出→インベーダー反応→細菌を定量的に検出→口内総細菌数に対する病因菌の割合を算出

20070323003026.jpg

上記のDNA検査で調べた歯周病菌はA.a(=Actinobacillus actinomycetemcomitans),P.g(=Porphyromonas gingivalalis)の代表的な2種類のみです。(実際は6種類の歯周病菌のDNA検査が可能です)この検査をした患者さんは、歯周病菌P.gは少ないながらも、リスクファクターになる可能性があり、他のリスクファクターとともに細菌除去が重要な治療方針となります。 (ちなみに歯周病細菌のP.gは、強い口臭や歯槽骨、歯根膜の破壊と溶血を起こすので要注意です。)
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