スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

手術の恐さと病院選びの困難さ

少し前に、美容外科の手術中に麻酔で患者さんが死亡するというニュースがありました。みなさんも記憶があるかもしれません。たしか、担当していた先生は外科出身ではなく内科の先生との報道でした。なんでももうかるから内科から美容整形に変わったとのことでした。せめて外科の専門教育を受けた先生なら事故は起きなかったかもしれません。
 同じようなことが歯科業界とくにインプラント手術でもよく起っています。
患者さんはインプラント手術をうける時、簡単な歯を治療するような感じでしょうか。それともお腹を切って内臓の手術をうけるくらいの大変な手術と感じるでしょうか。
 私は、インプラント手術もお腹を切る手術と同様に極めてたいへんな手術だと思っています。手術前には採血をし、全身に問題がないかどうか診察し、心電図もチェックし、麻酔も通常の歯科治療の麻酔のみか、あるいは静脈内麻酔も併用するかどうかなど綿密な計画をたてます。血圧が高い人は手術中どのように血圧をコントロールしようかなどです。
 ところが外科の専門教育をうけていない歯科医の人が安易にインプラント手術に取り組んだり、外科の基礎のない歯科医がインプラントの指導を行ったりと非常に危うい現状があります。インプラント手術後感染させ、敗血症で死亡させるなどの痛ましい事故も耳にします。
 ではどうしてこんなことが起きるとおもいますか。実は普通の歯科医は、外科の基本的な教育、経験をあまり受けていないという事実があります。例えば、手術に対応したハイレベルの機材の滅菌方法、高いレベルでの清潔なオペのやり方がわからない、静脈から採血できない、点滴ができない、やったことがない、患者さんの全身状態が十分に理解できない、入院患者さんの担当医の経験が皆無、心電図が読めない、採血後の検査結果についてわからない、静脈麻酔などの知識、経験が皆無など多数あります。
 私も大学を卒業してから、口腔外科の医局で、静脈注射の特訓(自分の右手で自分の左手の血管に針がはいるまで何度も特訓させられ)、その後入院患者さんへ抗癌剤、抗生剤の注射をやりました。また抗癌剤、注射薬剤、免疫療法、聴診、ガンの転移したリンパ節の触診法、ガン細胞の顕微鏡検査法、心電図、血液検査、CT,MRI撮影写真の分析など膨大なことを徹底的に勉強させられました。入院患者さんの手術(顎の骨折の手術、14時間以上にもおよぶ舌ガンの手術)など教授の助手をしながら勉強してきました。また私自身がはじめて執刀した上顎洞の手術(インプラントのサイナスリフトの基本となる手術)の時も、先輩の先生の厳しい指示、また言葉を発しなくても次ぎ次ぎと手術器具を適確に出してくれる有能な看護士によって助けられ勉強してきました。また当直時(口腔外科では入院患者さんの急変に備え、月に何回か当直がありました)夜中に、末期の上顎癌の患者さんが大量出血して上の先生と必死に止血しどうにか助けたことや、交通事故で緊急オペ(整形外科医、眼科医などがオペ、脳外科医がCT診断)中に下顎骨上顎骨骨折の診察のために医学部のオペ室に出向いたことなど、昨日のように鮮明に記憶しています。
 このような多彩な経験と教育がない状態で手術(インプラントも含め)をすると何人かに1人は思わぬ事故が当然おきることになります。また手術中に生じた突発的な事故に対応できなく、悲惨な結末を迎えます。いままで事故などおこしたことがないという先生もたまたまうまくいっただけの可能性もあり非常に危険です。
 ではたくさんの歯科医院から安全確実な手術(インプラントなど)をやってもらうための医院選びのポイントはなんでしょうか。

 1.一番大切なこととして、口腔外科を標榜している歯科医院にいくこと。これは電話帳などで絶対確認することだと思います。外科の専門教育をうけていない先生でも稀に出している(正直少し問題がありますが)ときもありますが、少なくとも外科に自信がないとたぶん出さないと思います。
 2.先生の履歴を調べること。口腔外科で勉強した履歴があるかどうか、またその期間はどれくらいか。しっかりとした経験のある先生の場合、たいていは院内あるいはホームページ等で公開しています。
 3.想定できるあらゆる事を包み隠さずていねいに説明してくれる医院などです。
4.私が患者の立場で経験したことですが、お医者さんでも割りと腕に自信がある先生は少しきびしい傾向にありました。しかしやさしい先生は腕も人間性も最高の場合か、どうも腕が悪いので愛想だけいい場合とに分れ、非常に判断に迷う時があり、一番危険でした。

以上を参考にして歯科でも医科でもよく考えて選択してください。
私は、歯科以外でも医療事故の責任の半分は患者さんにもあると思っています。多数ある医療機関のなかで1つだけ自分が選んだ責任があります。妻にもよくいいますが、先生の履歴、経験、人間性(信頼できる人か)、あと医療事故の噂等がないかどうかなど常に自分の命がかかっていると思って時間と努力を惜しまず、十分に調べてから真剣に医療機関を選ぶように話しています。
スポンサーサイト

tag : 口腔外科 専門教育

従来の歯周病治療の欠点とは?

(すべての写真はかなざわ歯科医院で手術した症例です)
20070220184418.jpg20070220184435.jpg
左右の写真はともに重症な歯周病の患者さんの治療後の定期検診の時の写真です。ともに歯磨きが少し足りないようで、左の写真は歯肉の腫れ、右の写真は根元に茶しぶのような汚れが見えます。左右の写真の歯の違いに注目してください。
左は従来の治療方法で行い、歯肉が退縮し根が伸びた感じに見え、美しい容貌ではありません。また歯の根がわずかに歯肉の中(骨組織)に入っているだけでいまにも抜けそうな不安があります
 右は最新の治療方法(再生療法=GTR)で行い、歯肉も退縮せず、根がのびた感じもありません。また歯の根も歯肉の中(骨組織)にしっかりと入っていて安定した感じがあると思います。
 この違いはどこから生じるのでしょうか。簡単に説明してみましょう。

続きを読む

tag : 歯周病の最新治療、 再生療法

最新の歯周病治療

歯周病は、最近いろいろな事で注目されている疾患です。歯周病が重症化すると全身疾患(心臓病、脳梗塞、糖尿病、皮膚炎、早産、肺炎、インフルエンザにかかりやすくなる等)が誘発、悪化することが分かりはじめ、新聞、雑誌、テレビでも取り上げられるようになっています。これらの事については、今後少しずつ説明していきます。
 実際の治療方法は、昔は簡単な口腔内の検査、レントゲンからはじまり、歯ブラシ指導、歯と歯ぐきの掃除(スケーリング、SRP、Fop(歯肉掻爬手術)、薬物療法その後のメインテナンスとなっていました。
 当院で行っている最新の治療方法として 口腔内細菌のDNA検査、患者さんの歯周病に対する遺伝子検査, 位相差顕微鏡による口内細菌の画像分析からはじまり、重症化した歯周病に対し 高度に破壊された歯周組織を再生させるGTR(ゴアテックスメンブレン)法、EMDエムドゲイン)法を用いることで抜かなければならないような歯を多数助けてきました。とくにGTR法は日本に導入されて直後から当医院もやりはじめ、すでに13年の実績があります。
 これらのことを実際の症例をのせながら、わかりやすく歯周病の最新の治療方法について説明していきます。いましばらくお待ちください。

tag : 再生療 GTR EMD エムドゲイン 口腔内細菌のDNA検査

骨移植とGBRを併用した前歯のインプラント手術

(写真をクリックすると拡大します。なおすべての写真はかなざわ歯科医院で手術した症例です))

20070216191613.jpgインプラント治療3で予告した、骨の造成(GBR)という高度なテクニッックを用いた単独歯欠損の症例です。
 患者さんは、歯が折れてダメになった歯だけを治してほしい、隣の歯はそのままにしてほしいとのことでした。よくある治療として両隣の歯を削って作るブリッジがよく適用されますが、患者さんは否とのことでした。
歯を抜くと骨が大きく吸収してインプラントを移植できない状態でした。そこで患者さんの骨と特殊な膜をつかって骨を新たにつくり(GBR法)、インプラントを移植しました。現在まだ治療中の症例のため最近までの写真を載せます。
20070216191510.jpg
インプラントを移植したところですが、骨がすくなく金属(純チタン)が露出していることがわかります。

20070216191438.jpg
患者さんの上アゴの奥から採取した骨を露出した金属(純チタン)の周囲に移植しました。

GBR.jpg
GBR用の膜で骨ができやすいようにインプラントと移植骨を被います。
20070218075108.jpgはじめの手術から6ヶ月後の写真でGBR用の膜を半分だけ除去しているところです。インプラントの周囲に白っぽい組織が再生されていることがわかると思います。

20070218080336.jpgはじめの手術の時にインプラントを完全に覆うために歯肉を引き延ばして縫合したため、口腔前庭が狭くなっていました。そのために上の顎から歯肉を移植しました。金属の上の白っぽい歯肉が遊離歯肉です。現在治療中のため近日中にその後の写真を載せます。

テーマ : 歯の事
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 骨移植 GBR インプラント

単独歯欠損 前歯のインプラント 

Br2.jpg
前歯など1本だけ歯が抜けた時は、通常両隣りの歯を削り、ブリッジというものを入れます。ところがこの治療には2つの問題点があります。図を見てわかるように、両隣りの歯を多く削る必要性があります。
  1.もし両隣りの歯がむし歯で無い場合健康な歯を傷つけることになります。
  2.本来3本の歯でお仕事(咬むこと)をしているところを2本の歯で同じ仕事をさせることになります。
みなさんいままで3人で行っていた仕事を2人でやれといわれたらどうでしょうか。残された2人は過労で倒れるかもしれませんね。


Implant1.jpg
そこでこれらの問題を解決する治療法がインプラントです。図のように歯が無いところにインプラントを入れ、骨に結合してから歯を作る装置を連結します。両隣りの歯は削りませんし、仕事する新しいメンバーも1人増えます。
1本だけなので簡単な手術と思われますが、実際は非常に難しい手術になる時が多いです。なぜかというとインプラントを入れる骨が、歯がダメになるときに吸収している場合が多いからです。ですから骨を作る技術を必要とする症例が多く、インプラントの手術の中で高度なテクニックを必要とされます。今後高度なテクニックを使用した症例も載せていきます。


(写真をクリックすると拡大します。なおすべての写真はかなざわ歯科医院で手術したインプラント症例です))

20070216191613.jpgインプラント治療3で予告した、骨の造成(GBR)という高度なテクニッックを用いた単独歯欠損のインプラント症例です。
 この患者さんは五所川原市から来院された方で、歯が折れてダメになった歯だけを治してほしい、隣の歯はそのままで、手を着けないでほしいとのことでした。よくある治療として両隣の歯を削って作るブリッジがよく適用されますが、患者さんは否とのことでした。
歯を抜くと骨が大きく吸収してインプラントを移植できない状態でした。そこで患者さんの骨と特殊な膜をつかって骨を新たにつくり(GBR法)、インプラントを移植しました。現在まだ治療中の症例のため最近までの写真を載せます。
20070216191510.jpg
インプラントを移植したところですが、骨がすくなくインプラント金属(純チタン)が露出していることがわかります。

20070216191438.jpg
患者さんの上アゴの奥から採取した骨を露出したインプラント金属(純チタン)の周囲に移植しました。

GBR.jpg
GBR用の膜で骨ができやすいようにインプラントと移植骨を被います。近日中にその後の写真を載せます。
20070218075108.jpgはじめの手術から6ヶ月後の写真でGBR用の膜を半分だけ除去しているところです。インプラントの周囲に白っぽい組織が再生されていることがわかると思います。

20070218080336.jpgはじめの手術の時にインプラントを完全に覆うために歯肉を引き延ばして縫合したため、口腔前庭が狭くなっていました。そのために上の顎から歯肉を移植しました。金属の上の白っぽい歯肉が遊離歯肉です。


前歯

最終的な歯がはいりました。

奥歯のインプラント治療

(写真をクリックすると拡大します。なおすべての写真はかなざわ歯科医院で手術したインプラント症例です)
口腔内初診レントゲン2インプラント2 インプラント装着1
奥歯を虫歯、歯周病でなくし、取り外しの入れ歯を入れている方は多いです。でもバネが見えて老け込んだ様でいやだ、硬いものを咬むとすぐに痛くなる、いちいち取り外し洗浄するのが面倒など問題が多い治療方法です。またバネをかけた歯が数年でグラグラして抜けてしまうなどの経験をした人も多いと思います。その他入れ歯を歯医者さんで作製してもらったが、なんとなく違和感があって使用していないという人も多く見かけられます。それらを解決する治療方法として写真のように歯の無いところにインプラントを移植すると良くかめ、美しい容貌となります。なおこの患者さんは埼玉からわざわざ来院された方です。

038-2761
青森県西津軽郡鯵ヶ沢町舞戸町蒲生124-1
         かなざわ歯科医院  
 0173ー72ー6480(FAX兼用)
鯵ヶ沢中央病院、マックスバリューの近くです
 羽田からは青森空港まで約1時間、青森空港からかなざわ歯科まで車で約1時間です。


無料カウンター

長期間の健康維持

当院は、患者さんのお口と全身が長期間健康な状態を維持することを目標としております。一般的に患者さんはどうしても目先のことにとらわれ、場当り的な治療を希望される傾向にあります。当初最善と思われる治療方針でも、10年後20年後を見据えると全く異なった治療方針となることがよくあります。患者さんが長期間充実した食生活がおくれる様、東京などの大都市でしか受けることができなかった最先端の検査、治療方法を駆使して最高の医療を提供させていただきます。

無歯顎(歯が1本もない場合)

(写真をクリックすると拡大します。なおすべての写真はかなざわ歯科医院で手術したインプラント症例です。)
無歯顎 インプラント入れ歯 1540-3.jpg
歯が1本もないと、今まではいわゆる取り外しの入れ歯しか治療方法がありませんでした。痛い、かたい物が咬めない、すぐにはずれる、何となく老け込んだなど不満が多い治療方法でした。
 当院にも、ある時60代の御夫人が来院しました。  『歯がなくなってからアワビのお刺身が食べられなくなりました。いろんなところに旅行しておいしいものをなんでも食べたいんです。なんとかできないんでしょうか。ここでインプラントをやっていると聞いて来たんです。』
 御主人といっしょに旅行にいくことをなによりも楽しみにしているとのことでした。
 そこで当院では写真のようなインプラント治療を行いました。 インプラントが完成してから、患者さんは各地に旅行にいったそうです。 念願のアワビのお刺身が食べれるようになり、本当にうれしいですといっていました。


はじめまして

弘前市つがる市, 五所川原市の近隣の鯵ヶ沢町にあるかなざわ歯科医院です。
患者さんからの要望で当院で行っているインプラント治療(無歯顎のインプラント奥歯のインプラント前歯のインプラント最新の骨造成薬剤、rhBMP=Infuse(骨形成因子)を用いたインプラント骨移植を伴うGBRを使用した高度なインプラント通常大きな病院に入院し全身麻酔下の骨移植を必要とするインプラントを、入院なしで当歯科医院で手術したサイナスリフトインプラント)、歯周病の最先端のDNA検査再生療法(GTR,エムドゲイン=エナメルマトリックスたんぱく=EMD、PDGF=血小板由来成長因子)最新のインプラント矯正などを、実際にかなざわ歯科医院で手術した写真を用いて説明していきます。実際の手術中の写真なので中にはちょっとショッキングな写真もあります。治療の説明に使用している症例は、現在治療中の症例も出していますが、基本的には手術後10年以上経過したものを選択しています。治療のことを説明する時最低でも10年以上安定した状態のものでないと、それは本物ではないと思っているからです。みなさんもどんな症例の説明の写真でも、これは本当に10年、20年と安定したものであるかという見方が必要です。
少しずつ内容を充実しますのでいましばらくお待ちください。

テーマ : ヘルス・ダイエット STORE
ジャンル : ヘルス・ダイエット

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。