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健康社会とインプラント治療

平成28年4月になりました。西つがる歯科医師会会長、西つがる学校保健会会長、町の健康づくり推進委員、警察歯科医師、保健所関係の包括医療推進委員、介護保険審査会委員長などあいかわらず各分野の仕事が多くブログの更新を怠けておりました。誠にすみませんでした。
インプラント治療は骨組織がないと、骨造成のために5000ドル(1ドル=109円)する薬をアメリカから輸入します。さらに歯が多数ないと、高級外車1台分を超える治療費がかかります。先日もそのような患者様の手術を行いました。
患者様は、おおがかりな手術でしたが特殊な麻酔のためか楽にうけることができ、その後腫れも少なく痛みもなくよかったですと述べられおりました。本当に大掛かりな手術で大変でしたが、患者様に負担をかけず楽な状態で行えて良かったです。

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私は患者様がどうしてそんな高額な費用をだしても治療をうけるのか考えてみました。

もちろん経済的に余裕があることが第一条件ですが、経済的に余裕があって歯が無くて困っていても、全員がインプラント治療をうけるわけではありません。実際に手術を受けた色々な患者様にお聞きすると皆様に共通することがありました。

1.健康のまま年を重ねていきたいという思いです。
65歳時に歯が無い方が、その後にどのような状態になるか調査した結果が発表されました。
やはり歯の少ない方、しっかり咬めない方の認知症の発生頻度が高い結果がでておりました。

みなさんもご存知のとおり、認知症などで介護施設に世話になると1年間で、安い所でも100万円単位で費用がかかります。5年間で1000万円を超える施設も少なくないです。

お口が健康で、しっかりとかめる生活をおくることで、たとえ一時インプラント治療で高額な治療費がかかっても
結果的に得であることをよく理解している方々が多いことです。

2.お口の健康が寿命に直接影響することをよく知っている

70代、80代の一番の死亡原因は肺炎です。原因のほとんどが誤嚥性肺炎です。物を飲み込む機能が年とともに衰え、
お口の中の唾液、細菌を誤って肺の方に飲み込み肺炎を起こします。
高齢者の肺炎は、若年者と異なり発熱しない、咳きこまないなど症状のとぼしい事もあり発見が遅れる傾向にあります。

症状として、皮膚が乾燥する、急にボケたようになるなどです。

肺炎がわかれば、入院して抗生剤の投与をします。しかし根本的な口腔内の改善(看護師による歯ブラシだけでは口腔内の細菌は減少しない。もともと抱えている歯周病、むし歯の治療が絶対に必要)、嚥下機能の回復を十分にしないので
      すぐに再発し、2、ないし3回目の肺炎で死亡します。

残念ながら青森県ではまだ肺炎治療と並行した、急性期の嚥下機能訓練を行う、あるいは行える医療機関はほとんど無い状態です。我が母校の東北大学老人科ではたとえ意識のない急性期でも治療と並行して嚥下機能訓練を行っています。
青森県では大きな病院でも、急性期の嚥下機能訓練はやったことがない、あるいは担当者が怖くてできないなどを残念な状態です。結果先進県に比べ肺炎治療の死亡率が高い、あるいはその後のお口から食べれるようになる確率は極めて低い状態です。

さらに青森県の医療レベルが低いことを表すことがあります。肺炎等で入院するとチューブで栄養を与えます。そのためか患者様から義歯を外させる医療機関が多いです。看護師、医師もチューブで栄養をいれているので義歯は不要といいます。さらには看護師の中には義歯を入れておくと危険という人もいます。確かに小型な義歯の場合飲み込むリスクがあるので取り外した方がいいですが、肺炎で入院するような患者様はほとんどが大型の義歯を入れています。飲み込もうとしても飲めないくらいに大きいです。そうなると飲み込む危険性はありません。でも患者様のお口から義歯を執拗に取ろうとします。

義歯の重要な役割は、食べるだけで無く舌を正しい位置に納めることです。義歯がないと舌の位置が安定せず、飲み込みが不安定になり、誤嚥を逆に誘発し、極めて危険な状態にします。この事実を青森県の看護師、肺炎を担当する多くの医師が理解していないことが悲しい事実です。
舌が不安定な位置での飲み込みを体験する方法として、お口を開けたままで唾液を飲み込んでみてください。かなり大変なことが理解できると思います。義歯がない状態とはこれに近い状態なのです。

義歯を入れている状態
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義歯を取った状態
スライド58


このように日頃からお口を健康な状態に保っていないと、助かる肺炎でも死亡するといういたましい結果になります。

以上のことを認知している人々は、たとえ一時高額な治療費をお口にかけても、十分にもとが取れることをよく理解しております。

私の親戚にも多くの資産を持ちながら、元気な時にお口と健康にもっとお金をかけて健康な状態にしないと後々大変なことになると助言しても聞き入れないご婦人がいました。のちに倒れその後の5年間の介護費用に1000万円以上かけました。結局短命な人生で終えました。経済的に余裕がありながら、寝たきりになる前に自分自身の健康にお金をかけず、その後寝たきりで短命な人生で終わることは本当に残念なことです。

少しでも経済的に余裕があるならば、ご自身の健康の為にお金をかけて、健康で長生きをする人生を歩んで頂きたいと思います。

かなざわ歯科医院はすべての患者様が90歳以上まで健康な人生がおくれるように、20年後、30年後、40年後まで考えた治療を常に心がけております。目先のことでなく22年間のインプラント治療で私自身が習得し患者様にとって本当に必要なこと、大切なことは、たとえ時間や費用が掛かっても一つ一つ確実に積み上げていきます。
  金澤潤一
 かなざわ歯科医院 電話番号 0173-72-6480
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院長履歴

院長 歯学博士 金澤 潤一
国立弘前大学教育学部附属小学校卒
国立弘前大学教育学部附属中学校卒
県立弘前高等学校卒(高校まで弘前市在住)
国立東北大学卒
国立東北大学口腔外科第二講座入局
平成3年 国立東北大学大学院博士課程(口腔外科)卒 博士号取得
  国立東北大学口腔外科第二講座勤務
平成5年 かなざわ歯科医院開業(鯵ヶ沢町)

現在    
西つがる歯科医師会会長
西つがる学校保健会会長
青森県学校保健会理事
青森県警察協力歯科医会理事
西つがる健康推進包括ケア委員
鯵ヶ沢町健康推進委員
西北五広域連合介護保険審査委員長

所属学会
 東北大学歯学学会
 口腔外科学会
 歯周病学会


大学院の研究テーマは、BMP(骨形成因子)を用いていかに効率的に骨を造成するかを30年前からやってきました。最近の歯周病治療、インプラント治療に応用されつつある分野を30年前より研究してきたことになります。
  最近アメリカのインプラントで盛んにおこなわれているBMP(骨形成因子)による骨造成とインプラント治療を、東北の地方に所在するかなざわ歯科医院でもリアルタイムで治療を行っております。

 インプラント治療は平成5年の開業からおこなっていて、インプラント手術後すでに22年経過した人もいます。どの患者さんのインプラントも現在もしっかりと機能しています。本当にきちんとした将来を見込んだ治療計画、口腔外科の基本、基礎に則したインプラントの手術、さらにインプラント手術後の定期検診をきちんと行えば、さらに20年、30年とインプラントは機能していくことを本当に実感しています。また患者さんが述べていたことですが、はじめたしかにインプラントの治療費は高いと思いましたが、22年経過して全く問題なく良く咬め、さらにまだまだしっかりとして使えるので結果として安かったと思いますと、先日の定期検診でおっしゃっていました。
 
本当に長い人生の将来を見込んだ生き方をする患者さんだけが、享受できる幸せだと思います。

趣味はピアノ演奏で、現在の課題はショパンのプレリュードが全曲上手にひけるようになることです。夢はオーケストラとピアノ協奏曲ができたらと思っています。ですから診療室では、常時クラシックが流れています。最近流れている曲はブレハッチ、ポリーニ、アルゲリッチ演奏のショパンのプレリュード、モーツアルトのフルート協奏曲、クラリネット協奏曲、オーボエ協奏曲、ショパン、ベートーベン、チャイコフスキー、ラフマニノフなどのピアノ協奏曲です。

クラシックが好きで、歯でお困りな人でしたら弘前市、青森市、五所川原市,つがる市からでもどうぞお越しください。もちろんクラシックが好きでない人でも当医院の治療法が気にいった方はどうぞおこしください。

かなざわ歯科医院 電話0173-72-6480

テーマ : ヘルス・ダイエット STORE
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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