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PDGF,BMP,EMD=成長因子を使用した最新の歯周病、インプラント治療

インプラントに必要な骨を必要な場所に誘導したり、歯周組織の再生に役立つ各種因子は10数年まえから基礎実験よりわかっていました。でも実際に臨床につかえるような商品になるのは因子の遺伝子配列を解明し、その後合成し、さらには実際の臨床において安全性に問題がないか、効果はどうかと気の遠くなるような歳月と研究費用がかかり、やっと登場します。
  最近日本でもこのような成長因子が自由につかえるような時代がやっときました。
  かなざわ歯科医院でも多数の症例に応用しているエナメルマトリックスたんぱく質(合成された因子ではないが)もそのひとつです。pdgf6


アメリカより輸入可能となったrhPDGF(遺伝子工学によって人工的に作られた人型血小板由来の成長因子  骨芽細胞、線維芽細胞を増殖させ、骨の造成、歯周組織の再生に役立つ)もさっそく11月から使用しています。また私も大学院で長年研究してきたBMP(骨形成因子)もアメリカでInfuse ,ヨーロッパではInductOsという商品名ですでに臨床応用(人型のBMPが遺伝子工学により合成された新薬)され、日本でもA製薬会社が最終臨床試験を行い厚労省の認可待ちの段階まできていてもうじき臨床応用が可能となります。この因子があればインプラントのために自家骨移植が不必要となるので手術がらくになります。本当に夢の時代が到来しつつあります。
 でも問題もあり、これらの因子は非常に高価でなおかつ歯科では保険適用は不可と予想されます。また成長因子の使い方に慣れた医師でないと十分に使いこなせない危険があります。私自身もBMPを使用した数百の動物実験から成長因子の使いかたには非常に難しい技量が必要なことを実感しています。でも自分が10数年まえより研究していた各因子によって患者さんが今以上によりよい治療ができるようになりいい時代になったと思います。
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テーマ : 歯の事
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : PDGF BMP

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