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インプラントの手術日

本日と明日もブローネンマルク式インプラントの手術日です。弘前市、五所川原市、つがる市に隣接するかなざわ歯科医院ではインプラントの手術日には他の歯科治療はいっさいおこないません。つまり1日1人しか治療をしないのです。その理由は文章の最後に書きます。(手術終了後の写真でかなりつかれていました)
おぺ

 朝8時より数人のスタッフでインプラント手術の準備にとりかかります。滅菌したデイスポのシートを治療台にかけ、これにひとつひとつパッキングして滅菌した機材を袋から出して用意します。滅菌した機材ですから手でふれることはできません。触れる場合は滅菌したゴム手袋を装着します。事前に準備した機材を1時間かけてセットします。手術の機械出しをする歯科衛生士は手洗いをし、滅菌した手術衣をきて、最後に滅菌した手袋を装着します
 9時になると患者さんが来院します。トイレを済ませてもらい、手術用のガウンに着替えてもらいます。鼻から首までを消毒し、その後お口の中も消毒します。最後に点滴の針を静脈に刺し、点滴をした状態で手術台に移動します。新人の歯科衛生士が患者さんに手術中のモニターの機械を装着し、全身を滅菌したシートで覆います。また麻酔と酸素を吸うための鼻マスクも装着します。その後いろいろと準備し、ころ合いを見て、私は手洗いを行い、滅菌した手術衣をきて、最後に滅菌した手袋を装着します。(手術の場所によってはヘッドライトを装着することもあります。見やすくていいのですが、肩がこります。)その後患者さんのお口のまわりに滅菌したシートを張り、お口だけ露出させ手術開始です。
 手術が終わるとすぐに抗生剤を点滴します。また鼻からいれた麻酔がさめるまで酸素をすってそのままの状態で休んでもらいます。ちなみに本日のインプラント手術は40分で終了しました。その間にスタッフは器材のかたづけと洗浄、次回の手術のための滅菌にとりかかります。約3~4時間かたづけにかかります。
 患者さんが完全に麻酔からさめると説明をして帰宅してもらいますが、万一のインプラントオペ後の出血等に備え私は携帯電話を身に付け24時間待機します。当然オペ日の夜はアルコールは厳禁です。いままで1度も急変等はありませんでしたが、インプラント手術以外でも外科処置はなにがあるかわからないところがあるので常に待機しています。これは東北大学で口腔外科に在籍し、月数回の当直で入院患者さんを診てきた経験からくる考え方です。外科処置はどんなに術前検査をしようとCTの撮影をしようと予想外なことがまれに起ります。またCTの像と実際の手術野の違いなどかなりの数をこなさないと解らないところがあります。最近このような経験を経ていない先生がインプラントの手術をしたり、CT像を鵜呑みし、実際とのずれ、像の誤差などがわからず指導もするので私から見るとちょっと怖い状況です。そのために悲惨な医療事故も耳にします。かなざわ歯科医院はそのために手術日は他の治療は一切行わず、1人だけ手術し、24時間携帯電話をもち患者さんの急変に備えます。。緊急時は弘前市、青森市、五所川原市、つがる市から来院する患者さんの自宅まで往診する気持で待機しています。(今まで一度もなかったことは、日頃の研鑽のためか、たまたまかはわかりませんが)
 みなさんの中にはすいぶんおおげさな治療形態と思うかもしれませんが、これだけ万全な体制だからこそ15年間事故なく手術が行えてきたと思っています。
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