fc2ブログ

インプラントでよくある質問 Q&Aー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

よくある質問
1.インプラントはどのくらいもつの?
2.インプラントの歯は初診からいつごろに入るの?
3.テレビ新聞でたまにインプラントの事故など報じられているが、安全なの?
4.だれでもインプラント手術を受けることができるの?
5.インプラントの費用は?
6.安いインプラントは安全ですか?
7.手術と聞くと怖いんですが、痛くないの?


回答
1.インプラントはどのくらい持つの?

当院は50年以上の歴史のあるブローネマルク式インプラントを使用しています。一番長く使用している患者様は24年間です。患者様は70代後半の女性で下あごに7本のインプラントが移植されています。
 原則タバコを吸わず、定期健診に来院される患者様なら平均寿命90歳までは余裕で使用できると考えています。


2.インプラントの歯は初診からいつごろに入るの?

手術までに以下の項目の検査と説明を行います。
a.口腔内の検査(視診、触診、むし歯の検査、歯周病の精密検査、歯周病菌のDNA検査、かみ合わせの検査、顎関節、咬筋の検査、お口の習癖習慣)

20070323003026.jpg
歯周病菌のDNA検査


b.レントゲン検査 通常のパノラマレントゲン、デンタルレントゲン、CT撮影(最終的な歯を模型上で作製し、口内に入れて撮影)

CT
CT撮影

c.全身的検査(血液検査、心電図、血圧、SaO2,点滴で使用する抗生剤のアレルギ-テスト)
saiketu
血液検査

点滴
点滴で使用する抗生剤のアレルギーテスト



d.インプラント部位の骨の硬さの精査、骨造成の必要性の有無、インプラントの直径、長さ、手術周囲の神経、血管の位置を確認

e.CT撮影データーを用いてパソコン上で手術シュミレーション

20180221171253729.jpeg


f.患者様に最適な麻酔方法を検討します。

g.最終的な手術の説明と起こりえるリスクと術後のケアの方法、仮歯の入る時期、最終的歯が入る時期を説明します。


急いで治療計画を作製し、インプラント手術の前に治療するべきむし歯、歯周病がないと仮定しても、実際の手術日は初診から3、4週間後になります。

その後通常ならば、手術後下あごの場合、3ヶ月後、上あごの場合、4ヶ月後、
20180221172302015.jpeg

骨造成の場合は、6ヶ月から12ヶ月後に仮歯さらに2、3週後に最終的な歯が入ります。

3.テレビ新聞でたまにインプラントの事故など報じられているが、安全なの?

2でも書いているように、かなざわ歯科医院では時間をかけて、十分な検査、治療計画を行っているので今まで感染等で失敗症例は0%です。

また私も口腔外科に在籍し、15時間に及ぶ舌癌の手術
(先日マスコミで報道された、堀ちえみさんと全く同じステージの舌がん治療でした。舌を半分切除し、頚部リンパ節に転移したところ10個を、教授に位置を教えながら摘出しました。その後手から採取した、血管付き皮弁で舌再建を行いました。)
極めて大掛かりなガンの手術を行う教授の助手の経験、私自身も良性腫瘍摘出手術、上顎洞炎の手術等の経験、ガン患者様の化学療法免疫療法の経験、骨造成に必要な骨形成因子=BMPの基礎的研究、入院患者様の急変に備えての病棟当直(末期ガンの患者様の深夜の大量出血、交通事故での深夜に医学部手術室への呼び出し等の経験がありますので、安心して手術を受けていただけると思います。


4.だれでもインプラント手術を受けることができるの?

麻酔をかけて普通の歯科治療ができる方でしたらできます。
いままで高血圧症、骨粗しょう症、糖尿病、肝臓病、リウマチ、心臓病、慢性鼻炎、抗凝固剤服用の患者様が、実際にインプラント手術をうけています。もちろん主治医の先生方と麻酔方法、手術内容をお知らせして、検討した結果可能と判断した患者様だけです。



5.インプラントの費用は?

手術にかかる材料、骨造成の薬剤、本数で費用がかわります。実際の費用は、患者様の口腔内を見せていただいてから
詳細に見積もり費用を、1円単位で計算して提示させていただいています。

なおかなざわ歯科医院では、当初の見積もりに誤りがあり、実際にかかる材料費がより多くかかるとなっても、当医院の責任として追加料金は原則頂いておりません。

実際例 どうしてもはじめの計画よりインプラントが1本追加の必要がありましたが、患者様に1本分無料で提供しました。また当初の計画と異なり、骨造成が必要になり無料で材料の提供と骨造成術を追加で行いました。

おおよその概算として1本も歯がない下あごに、インプラント5,6本で歯を作るか、それとも11,12本のインプラントで作るかで、大きく費用はかわります。11,12本のインプラント場合は,
650~750万円はかかると思っていたほうがいいと思います。もし下と上のアゴに1本も歯がなく、トータルで上下でインプラント22~24本移植する場合は、倍の1300~1500万円かかります。
なお歯が1本もない上あごの場合は、これに骨造成の薬rhBMP=骨形成因子5000ドル(約55万円が通常2つ必要です)が加算されます。

おおよその概算として1本も歯がない下あごに、インプラント5,6本で歯を作る場合は、350~400万円かかると思ってください。

6.安いインプラントは安全ですか?
ブローネマルク式インプラントは、初めて人体に応用された第一号の患者様は亡くなるまで41年間使用できました。
このインプラントは、スエーデンの整形外科医ブローネマルク教授が、開発したインプラントです。骨の生態実験中に、偶然に純粋なチタン金属が骨組織と癒着することを発見しました。これを整形外科に応用しようとし、簡単に手術できる口腔内で実験したことが始まりです。多数の動物実験、その後のボランティアを使った人体実験後に論文として発表しました。
 ところがブローネマルク教授は、特許を取らなかったためにその後世界中にコピーインプラントが多数できました。多くは数年のちに製作した会社自体がつぶれて、コピーインプラントも消えていきました。 もちろん今でも残っているコピーインプラントもあります。また違ったタイプのインプラントもあります。
一般に安いインプラントは、ほとんど無名のコピーインプラントの場合が多いです。また最終的に入る歯も日本では製作せず、中国等で作製し安くしている場合もあると、実際に安いインプラントをセールスに来た方から聞いています。
 私のところに来たセールスマンは、韓国製の無名のインプラントで、最終的入る歯は中国で作製するそうです。材料費はブローネマルク式インプラントに比べ、びっくりするくらい安いものでした。
 あと患者様から教えていただきましたテレビ報道で、ある中国製の歯には有害な金属が使用されていたそうです。現在まだこれを取り締まる法律が日本にないので、安い中国製の歯は危険であるということです。またこれも患者様から教えていただいたことですが、安いインプラントを行っているところは、経験が少ない若い先生が治療するそうです。そして5年くらいでだめになり、手術をうけた歯科医院にいくとすでに経営者が変わり、なにも補償も受けられなかったそうです。銀座でレーシック=近眼の手術で周辺病院の半額で手術していた医院で、多数の失明者がでた事件も新聞等で報道されていましたね。
 安いところがすべて悪いとは言えませんが、車の冬タイヤでも信頼実績のあるメーカーのタイヤは1本で1万数千円します。韓国製、台湾製の再生タイヤならば1本3000円というものもあります。雪道で前に人が滑って飛び出した、車が急に止まったなどで、急ブレーキをかけた際、本当に信頼できるのはどちらでしょうか?
 

 かなざわ歯科医院では、インプラントを患者様の体内に入れ、20,30,40年間使用できることを目指しています。そのためにいくら高くとも世界で一番長い実績と50年以上の臨床結果のある、安心安全のブローネマルク式インプラントをやめ、安いインプラントを使用する勇気はありません。

信頼と実績のあるものは当然高いです。これらを理解していただいている患者様が、現在かなざわ歯科医院に来院していただいております。

7.手術と聞くと怖いんですが、痛くないの?
簡単な歯科治療、ちょっと削ってつめるだけの治療でも恐怖を抱く患者様、お口の中を見るだけでも怖いという患者様も、かなざわ歯科医院では、安心して痛みのないインプラント手術を受けています。
実際にどのような治療を行ったか説明しましょう。

A.痛み、恐怖は、実際の痛みもありますが、第一は歯科医に対する信頼関係ができていないことが多いです。
これを解消するために、患者様が納得するまで時間をかけて治療の方法、その意味、費用を懇切丁寧に説明いたします。

 すぐにインプラント治療に入る方は少なく、手術の前に細菌だらけのお口の治療(むし歯、歯周病)を行って、きれいにしてからインプラント手術を行います。その過程で、患者様が恐怖を抱かず、痛みもない麻酔方法で、簡単なむし歯の治療、歯周病の治療を行います。その結果自然に信頼関係ができてきます。そうすると最初は特殊なガス麻酔を必要とするくらい恐怖のあった患者様が、通常の麻酔だけでいいですという風に変化します。
 
 もっともそれでもやはり手術は怖いという患者様もいます。その場合は、ガス麻酔にプラスして静脈内麻酔も併用します。大きな手術では、患者様がほとんど眠った状態で手術を行ったこともあります。ただその場合は、患者様が楽に手術を受けることができましたが、手術終了後も麻酔が覚めるまで時間を要し、スタッフがタクシーで自宅まで送り届けたこともありました。

 その患者様も2次手術では、ガス麻酔と通常の歯科治療で使うお口の中の麻酔だけで済むようになりました。大きな手術が痛みもなく終えたので、信頼関係でその後の麻酔が軽いものに変化しました。

B.当医院は次回の治療で行う内容を事前に詳細に説明してから、その日の治療を終了します。当日もこれから行う治療内容を、再度説明してから開始します。治療中も今、何の治療をしているか、また次になにをやるか患者様に説明しながら行うので、安心して治療を受けていただいています。治療終了後再度本日に行った治療内容を説明し、次回に行う治療内容も事前に詳細に説明します。また聞いただけはわかりにくい内容は事前に書面にても渡しますので、あとから再度見直すこともできます。

専門的な治療のことは、1度聞いただけでは理解できないことは当然です。内容によっては一般の歯科医師が聞いても理解できないこともあります。そのためにかなざわ歯科医院で、何度も画像、書面等も併用して説明させていただいております。難しい内容は、日を変えて何度も説明させていただいております。電話等で疑問点があった遠方の通院している患者様には、詳細に記載した書面を郵送してご理解いただいたこともありました。

インプラント手術に恐怖をいだく患者様にも、確かな信頼関係と多種類の麻酔方法で対応可能ですので、安心して治療を受けてください。


ご相談、治療のご予約は、インプラント治療25年間、コーヌス義歯26年間のかなざわ歯科
                       0173ー72ー6480 までお願いします
関連記事
スポンサーサイト



関連記事

なぜ地方の歯科医院で、アメリカの最先端の治療をできるのか?その秘密についてー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

BMPによる上顎前歯部骨造成とサイナスリフトー治療開始から3年間かかって上顎に10本のインプラント上部構造が入るーなぜ3年間も?ー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

口元の若返りー顔(口元)のしわがなくなった!本当の口元の若さには、骨造成が必要ーBMPによる骨造成と前歯のインプラントを行った患者様からのうれしいお話ー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

BMPによる骨造成を伴う前歯のインプラントー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

BMPによるサイナスリフトにて大量の骨造成の結果ー最長18mm最大直径6mmのインプラントを移植-上顎に最終的な歯をつくるのに1年8か月かかった症例ー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

高品質入れ歯(コーヌス義歯)でかめない

トップアスリートから学ぶ高齢者の転倒予防のためのかみ合わせの向上

インプラントでよくある質問 Q&Aー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

BMPによる骨造成or骨造成無しーあなたならどちらのインプラント治療を選びますか?ー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

BMPによる骨造成サイナスリフトを伴うインプラント治療の準備ー港区インプラントBMP骨造成、千代田区インプラントBMP骨造成、中央区インプラントBMP骨造成

命の値段、歯の値段?

痛くなくかめる入れ歯!奥歯のインプラント治療

痛くなくかめる入れ歯!アワビのお刺身が食べたい(歯が1本もないご婦人)

ブリッジは嫌です1ーBMPによるサイナスリフト症例ーブリッジを装着している方は要注意、歯が無くなるかも!

ブリッジは嫌です2ーブリッジで歯がダメになる寸前で!

アメリカ再生医療のBMP骨形成因子を用いた大量の骨造成によるインプラントを得意とするかなざわ歯科医院

FC2ブログへようこそ!
アメリカ再生医療のBMP骨形成因子で、大量の骨造成が必要な難症例のインプラントを得意としています。古い治療法ー患者様に負担をかける自家骨移植、GBR法は、16年前より基本的に行っておりません。

サイナスリフト上顎洞挙上術においても、BMP骨形成因子にて大量の骨造成が可能です。移植するインプラントも、40年先まで使用できるように、最長の18mm、直径最大6ないし5mmを常に使用しています。十分な骨造成技術がない歯科医院で多用する、長さ7~10mm、直径3.7mmのインプラントは使用しません。 

インプラントを長期的に使用したい首都圏在住の患者様にも、遠路はるばる時間をかけて、来院する価値のある確かな治療を提供できます。

大量の骨造成が必要な患者様、一度骨造成で失敗した患者様に特にお勧めの治療方法です。35年前よりBMP骨形成因子の基礎研究を行ってきた歯科医師しかできない、最新のアメリカ再生医療を提供いたします。

プロフィール

アメリカ再生医療のBMP骨形成因子を用いた大量の骨造成によるインプラントを得意とするかなざわ歯科医院

Author:アメリカ再生医療のBMP骨形成因子を用いた大量の骨造成によるインプラントを得意とするかなざわ歯科医院
FC2ブログへようこそ!
アメリカ再生医療のBMP骨形成因子で、大量の骨造成が必要な難症例のインプラントを得意としています。古い治療法ー患者様に負担をかける自家骨移植、GBR法は、16年前より基本的に行っておりません。

サイナスリフト上顎洞挙上術においても、BMP骨形成因子にて大量の骨造成が可能です。移植するインプラントも、40年先まで使用できるように、最長の18mm、直径最大6ないし5mmを常に使用しています。十分な骨造成技術がない歯科医院で多用する、長さ7~10mm、直径3.7mmのインプラントは使用しません。 

インプラントを長期的に使用したい首都圏在住の患者様にも、遠路はるばる時間をかけて、来院する価値のある確かな治療を提供できます。

大量の骨造成が必要な患者様、一度骨造成で失敗した患者様に特にお勧めの治療方法です。35年前よりBMP骨形成因子の基礎研究を行ってきた歯科医師しかできない、最新のアメリカ再生医療を提供いたします。

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム